文化の複合性に関する専門科目(基幹科目 1年〜3年) 

■複合文化学があつかうのは、たとえばこんなアクチュアルなトピックだ

  出来上がった料理のサンプルを味わう

複合文化学の建築物 I: 知覚のメタモルフォーゼ
             ― 聞こえ方や見え方、味わい方や感じ方にも歴史がある―
複合文化学の建築物 II: つながる、ふれあう、つらなる
複合文化学の建築物 III: 文化・社会のハイブリッド性
複合文化学の建築物 IV: 自然というトポス ―人工化されていない自然はどこにある?―

複合文化学の作業概念を学ぶ。
  ―包丁やフードプロセッサー、オーブンレンジなどの調理器具を知る―

複合文化学の道具箱 I (異文化交流領域)
複合文化学の道具箱 II(表象文化領域)

複合文化学の方法論を習得する。
  ―さまざまな料理方法を学ぶ―

複合文化学の組立方

複合文化学の成果と拡がり。
  ―これまでの料理を踏まえ、新しい料理を考える―

複合文化学の見取図 (横断的な研究への誘い)

文化の複合性に関する専門科目(「複合文化学テーマ演習」1年)

■具体的で身近なトピックをゼミ形式で多面的に考察する
  ―多面的、多元的に考察することの〈楽しさ〉を味わい、自分でも試してみる―

【これまでのテーマの例】
メディア論入門
言語を学ぶとはどういうことか
この絵は美しい
〈歌〉に込められた思いを読み解く―〈自己表現/自己同一〉としてのJポップ―
ラジオを通じて、ソーシャル・カルチャーに触れる
翻案の魅力
笑いについて考える
複合文化学のリテラシー(読み・考え・書く)を学ぼう
格差社会を考える
現代大衆文化の表象分析

文化の複合性に関する専門科目(「複合文化特論」各科目 2年〜4年)

■アクチュアルな問題やテーマを多面的、複合的に考察する

【これまでのテーマの例】
日本人と外国語―外国語教育の文化史―
人種・民族問題の乗り越え方
建築イメージ論―建築空間はどのように描かれてきたか―
映画をいかに見るか・いかに言葉にするか・そしていかにして他人と議論するか
ポピュラーサイエンスにみる大衆の欲望
音楽・芸術文化のフィールドワーク
飲食から考える環境論の課題
環境政策と法
〈私〉はひとりじゃない ―脱・単数化する〈私〉の身体表象―
イメージのポリティクス―〈境界〉のイマジネーション―
都市映画考(パリ・ニューヨーク・トウキョウ)
転回点という視点から ―近代の終焉と文明の行方―

文化の複合性に関する専門科目(「複合文化学演習」各科目 3年、4年)

■個々の学生がみずからのテーマを見定め、それに必要な情報を収集し、多面的・多元的 な視点から問題を考察し、一定の解決策を見出す

【これまでのテーマの例】
〈つながり〉の表象
現代メディア環境の地平
複数の言語や地域から考える
都市はボクらの自然だ―都市型大衆文化のディスクール分析―
アジアにおける文化・経済、国家関係
その〈文化〉を社会化せよ
近代史を見直す、
エグゾティスム論―他者形象の可能性、コミュニケーションの多様性―
文化における境界性や異種混交性
〈日本文化論〉のなかの自画像
イメージ、テキスト、社会
情報通信ネットワークと多様なメディアに関する問題や有効な利用法)

文化の複合性に関する専門科目(言語圏科目 2年〜4年)

■ある言語圏の社会と文化をさまざまな角度から考察する

ドイツ語圏の社会と文化
フランス語圏の社会と文化
中国語圏の社会と文化
スペイン語圏の社会と文化

■ある言語圏の文学をさまざまな角度から考察する

ドイツ語圏の文学
フランス語圏の文学
中国語圏の文学
スペイン語圏の文学


外国語に関する専門科目(ツールとしての外国語 2年〜4年)

■コミュニケーションで使うことのできる外国語の習得をめざす

ツールとしてのドイツ語  I・II・III・IV・V
ツールとしてのフランス語 I・II・III・IV・V
ツールとしての中国語   I・II・III・IV・V
ツールとしてのロシア語  I・II・III・IV・V
ツールとしてのスペイン語 I・II・III・IV・V

外国語に関する専門科目(外国語演習 2年〜3年)

■外国語で外国の文化を読み取る(言語を知る/文学テクストを読む/文化の諸相)

ドイツ語演習  I-1・I-2・II-1・II-2・III・IV
フランス語演習 I-1・I-2・II-1・II-2・III・IV
中国語演習   I-1・I-2・II-1・II-2・III・IV
ロシア語演習  I-1・I-2・II-1・II-2・III・IV
スペイン語演習 I-1・I-2・II-1・II-2・III・IV

外国語に関する専門科目(海外研修 2年〜4年)

■海外の教育機関で集中的に外国語の研修を受ける(夏季、春季) 

海外でのドイツ語研修  I・II
海外でのフランス語研修 I・II
海外での中国語研修   I・II
海外でのロシア語研修  I・II
海外でのスペイン語研修 I・II

外国語に関する専門科目(外国語研究 2年〜4年)

■自分が学んでいる外国語について言語学的な理解を深める。

ドイツ語研究
フランス語研究
中国語研究
スペイン語研究


情報に関する専門科目(ツールとしての ICT・ ネットワーク技術 1年、2年)

■情報通信ネットワークに関する知識と技術を学ぶ 

ツールとしての ICT 1(アカデミックリテラシー)
ツールとしての ICT 2(視聴覚教育メディア論)
ネットワーク技術 1(インターネットを支える技術)
ネットワーク技術 2(LAN 技術とルーティング中級、セキュリティ、無線)
ツールとしての統計処理(Rによる統計)

情報に関する専門科目(情報演習・講義科目 1年〜4年)

■情報システム、ネットワーク、情報社会の諸問題について多面的、多元的に学ぶ

マルチメディア基礎と応用 I
マルチメディア基礎と応用 II
ネットワーク論 I(社会)
情報技術の応用と職業
情報社会・情報倫理


その他の科目(学部共通科目 1年〜4年)

教育学部共通科目として、「人文系」「社会系」「自然系」「数理情報系」「総合系」の各科目群が設定されています。複合文化学科の学生は6科目12単位以上の履修が必要です。

その他の科目(外国語科目 1年〜4年)

教育学部では学部共通外国語として、英語、ドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、スペイン語の6言語が設置されています。複合文化学科の学生は外国語A(未習外国語)としてドイツ語、フランス語、中国語、ロシア語、スペイン語のいずれか一つを選択し、2科目6単位履修する必要があります(上記の言語を既習の学生はグローバルエデュケーションセンター設置の「朝鮮語」も外国語Aとして履修することができます)。外国語Bの英語は、TOEIC・TOEFLなどで一定の基準をクリアするか、一定の科目を履修し単位を取得することが卒業要件になっています。

その他の科目(他学科専修専門科目 1年〜4年)

7学科7専修からなる教育学部は文系から理系まで幅広い学科専修が揃っています。各学科専修の科目は演習、実験、実習科目を除き、多くの科目が他学科専修の学生も履修可能になっています。複合文化学科では、個々の学生の興味にしたがい、これらの科目も4年間の履修プログラムに組み込むことができます。

その他の科目(教職科目 1年〜4年)

教員免許を取得する場合は、教員免許取得に必要な教職科目を履修する必要があります。複合文化学科では、これらの科目も4年間の履修プログラムに組み込むことができます。

その他の科目(全学オープン科目 1年〜4年)

全学オープン科目とは、グローバルエデュケーションセンター設置科目(チュートリアル科目やテーマカレッジなど)や各学部の科目で他学部の学生にも開放している科目群の総称です。13学部の教員が学部横断的に展開している全学オープン科目には実に様々なメニューがあります。複合文化学科では、個々の学生の興味にしたがい、これらの科目も4年間の履修プログラムに組み込むことができます。